ちょび子のこっそり日記

舅姑、子供、お酒、音楽、好きなコト・・・こっそりつぶやく。

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熱帯安楽椅子

真夏のじっとりとあつーい日に
そういえば、こんな時にぴったりな本があったな、と
ひさびさに山田詠美を読んだのです。
夏のうちにブログにアップしようと思っていたら
急に涼しくなったのであわててアップです。

熱帯安楽椅子 (集英社文庫)熱帯安楽椅子 (集英社文庫)
(1990/06/20)
山田 詠美

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山田詠美の初期の作品。
初めて読んだのは高校生の時。
その時の印象は、よくわからないけどロマンティックだなって。
でも、文章が凝っててステキって思ってた。

あらためて読むと。
甘くてエロくてせつなくて濃厚な大人のおとぎ話しみたいだなーと。
私にとっては、ものすごく現実離れした世界。
でも、匂いも感触も感情もすごく生々しく迫ってきて
バリ島なんか行った事もないのにイメージが頭に浮かぶような。

濃厚すぎて初心者注意!な詠美ワールドを味わえます。
あー、南の島に行って自堕落な生活をしたーい、
なんて気分になります。

うん、ムリなのはわかってる。
気分だけでもひたらせて~。






風花

淡々としてるのがやけにリアル。

風花 (集英社文庫 か)風花 (集英社文庫 か)
(2011/04/20)
川上 弘美

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ドラマチックな感情の起伏もなし。
息を呑むような展開もなし。
ひんやり静かに流れてゆく日常に逆らうこともなく、
ただ淡々と過ぎてゆく時間、でも何かがだんだん変わってゆく。

「人生いつもちからいっぱい!」な人だったら、
きっと「はっきりしろー!」と叫ぶような
過程も結末もはっきりしない物語です。

でも、そんな話しが私にとってはものすごくリアル。
明確な区切りもないまま、
いつの間にか始まっていて、いつの間にか終わっていく。
日々の生活って、その繰り返しのような。

私も「人生いつもちからいっぱい!」な人間じゃないからなぁ。
だからダメなんだよ、とたまに思う時もあるけど。
そう思うだけで別に何も行動しないんだけど(笑)
いいのか、そんな大人で。
「ちゃんとしろよっ」って怒られそうだな。



錆びる心

ちょっと前に、何か読みたいなー、と立ち寄ったブックオフで
タイトルに惹かれて購入。

錆びる心 (文春文庫)錆びる心 (文春文庫)
(2000/11)
桐野 夏生

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実は私、図書館で本を借りるのが苦手です。
いえ、借りるのはいいんですが、図書館の本を
家に持ち帰って読むのが苦手です。
自分の本でない、と思うと
本読みながらコーヒー飲んだり、お菓子食べたりできなくて。
その辺に置きっぱなしにする、なんてもってのほか。
そして、返す事ばかり気になって、すごく気を使ってしまうのです。
こんなところでも小心者なの。

なので本を読みたくなったらブックオフの105円コーナーを物色。
ブックオフにはいつもお世話になってます(笑)

さて「錆びる心」。

短編集です。
表題作の「錆びる心」が好きだな。
復讐のための結婚生活。
相手に絶対気づかれてはならない計画。
ある意味、痛快。
共感できる、と言ったら問題発言かな?
そんな思いに囚われた事も1度や2度ではない、
と言ったらもっと問題発言?
そして計画実行後に見えてきたもの。
失くさなければわからないってせつない。

平凡な生活を送っているように見えても、
私だってダークな部分のひとつやふたつ持ってるさ。
でもそれは相手も然り、だと思う。
なんか、夫婦ってこわーい(←うちだけ)




かあちゃん

何年か前に新聞の連載小説になってて、
たまに読んでたのですが、それが本になってた。

かあちゃんかあちゃん
(2009/05/29)
重松 清

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話しの軸は中学生の成長物語だけど、
それに関わる様々な「かあちゃん」にスポットを当てた連作です。
強かったり、弱かったり、優しかったり、きびしかったり、
いろんなかあちゃんが登場します。

母親というのは良くも悪くもやっぱり特別な存在で、
こうやって目の前にいろんな「かあちゃん」を見せられると
たとえそれがどんな感情であっても、
母親への思いを感じずにはいられなかったです、私の場合。

この中ではどの母親も何か温かさを感じて
ああ、やっぱりお母さんてあったかいものなんだなぁ、
と改めて認識したりして。
そして自分はそんな存在になっているか、と自問自答。

しかし題名が「かあちゃん」。
なんてストレート。
「母親」という特別な感情を抱く存在を
こうして真っ直ぐ描かれちゃうと身もフタもないじゃん、
とひねくれものの私は読んでる最中に思ったりするわけです。
でもそんな身もフタもないのに(だからこそ、なのか)
ところどころで泣かされてしまった。
涙もろい人は人前で読まない方がいいですよー。



八日目の蝉

久々の読書。
読みたいなぁ、とずっと思っていた本。

八日目の蝉 (中公文庫)八日目の蝉 (中公文庫)
(2011/01/22)
角田 光代

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家では集中して読めないので
「コメダ珈琲」でランチしながら読んでました。
すごく集中できたけど、気が付いたら2時間たってた!
さすがに2時間もいたらヒンシュクだよねー。
そそくさと退散しました。

で、ラストの部分は家で読んだ。
家で読んで正解。
涙で文字がにじんで大変だった。

もう、すごく切ない。
切なくて、でも希望があってすごく良かった。
いちおう母親なので母親目線で読んでしまう。
母性ってなんだろね。




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プロフィール

ちょび子

Author:ちょび子
舅姑、ダンナ、息子2人(中2、小5)と暮らす42歳。
良い事もそうでない事もいろいろあるさ。

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